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アントワープとブリュッセル
ロンドンから最も行きやすい外国の一つ、ベルギーにお出かけしてきました。

なんといっても、ベルギーの首都ブリュッセルまでユーロスターでわずか2時間、それなのに、言語は違い、文化は違い、異国らしさが味わえるなんて嬉しい。今回はブリュッセルから在来線に乗ってご近所のアントワープまで足を延ばしました。

アントワープ中央駅は本当に綺麗な建物。
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まず、同行の友人G子に引っ張って行かれたのはアントワープのノートルダム大聖堂。日本人にはお馴染み「フランダースの犬」の舞台ですね。

カテドラル自体は100m以上の高さの塔がそびえ立つベルギー最大の教会で、大変荘厳なゴシック建築。なのに、大聖堂の前の広場に横たわるネロとパトリッシュの像が不釣り合いに可愛い113.png
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↓これが(日本人には特に)有名なルーベンスの絵「キリスト降架」
少年ネロが死の間際に見たいと切望した絵はこれ(とG子にしつこく説明されました)
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マルクト広場のギルドハウス。右下は市庁舎
アントワープは街並の綺麗な古い都。
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そしてアントワープと言えばデルレイのチョコレート
美味しくて美しくてファンも多い。
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もっとっゆっくりしたかったけれど、時間が限られていたので、この後まっすぐブリュッセルに向かう。

ブリュッセルでは徒歩で移動。芸術の丘からグランプラスを臨む。グランプラスは11-12世紀の市場跡広場。ゴシック建築の美しいギルドハウスが並んでいます。
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王立古典美術館

ルーベンスやブリューゲルやそのほか古典絵画の名作が数多く収蔵されていました。
中世の人々の暮らしをいきいきと描いたブリューゲルの絵は、町のざわめきや人々の叫喚が聞こえてくるようで、私はいつまでも見ていたくなってしまいます。
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王立古典美術館の隣は王立近代美術館

ベルギーシュールレアリズムの巨匠ルネ・マグリットの絵がたくさんあると聞いて、シュールは特に好きではないので、あまり期待しないで行ってみたら、繊細で不思議な魅力にあふれた数々の絵にくぎ付け。

マグリットという人がこのように美しい絵を描く人だったとは。中途半端に固定概念を持つのはいけませんね。
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美術館巡りの後は、みんなが行くベルギー名物メゾン・ダントワのパンケーキ。

甘みの少ないサクッとした軽いパンケーキに、薫り高いチョコレートの組み合わせは確かに美味しい!
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とにかくベルギーと言えばチョコレート。
街中にこれでもかとあふれるチョコレートショップ。
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私はずっとMaryが一押しでしたが、お友達が教えてくださったElizabethもとても美味しいことを発見。
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思ったより見どころが多く充実の旅でした。

が、アントワープ&ブリュッセル通のお友達からは、日帰りなんてもったいなさすぎる!と嘆かれた。確かに駆け足過ぎて、きちんと座って美味しいものを食べなかったような。他に見るべきものもまだいろいろありそう。是非もう一度ゆっくり遊びに行きたいと思います。

by mummysophia | 2024-05-02 13:30 | | Comments(0)
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歴史とマルチカルチャーの都ロンドンに暮らして30年。日英バイリンガル教育と海外留学に関わる仕事をしています。
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